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美意識を取り戻す

とってもお久しぶりの投稿になってしまいました。
そろそろ2015年のベストブックを決めなくては。



今年はまた異動があって、環境が変わって、仕事の内容も変わり、ボスも変わり。

なんだか、この5年くらい毎年転々と変わってぜんぜん落ち着きませんなぁ。

でもここへきて、ばらばらとして見えてた点と点がふと繋がって、ひと筆書きが見えてきた気がします。

ここへ来るための横道だったのかなぁ、と思えるくらい、いま少ししっくりき始めています。



そんなわけで、新しい職場にて、
先日、80代にして現役美容家の小林照子さんにインタビューしたのですが、
「美しく年を重ねるには」みたいな、まあありがちな陳腐な質問ですみませんって感じなんですけれども、
小林さんの言葉ですごく心に残ったのは
「美意識を取り戻すことが大事だ」と何度もおっしゃってたんですね。


掲載原稿のほうでは削ってしまったんですけど、
「思春期のころは、髪の毛ひとつ決まらなくても学校に行きたくないくらいの自意識があったのに」
年をとると、自分の美醜への執着心は失われてしまう、という話をされていて、
たしかにな〜と思いました。

美意識とは、羞恥心と言い換えてもいいのかもしれないです。

羞恥心を失うことがオバサンになっていくことなのかも。

容姿のことだけじゃなくて、
仕事上の美意識とか、潔癖さみたいなものも、年々研磨されて、角がなくなり、
まあいいか、丸くおさめとこうぜ、的な。

ちょっとくらいズルしても、
机がとっ散らかってても、
燃えるごみの箱にペットボトル混ぜて捨てちゃっても、
いまさら私の評価は変わらない、みたいな気持ち。

私、ついゴミをいい加減に捨てちゃうんですけど、
いや、こういうことが良くないな、良くない、と思ったのでした。

あれ?
そういう話だったのかなぁ。

まあ、そんなわけで、ブログも読書も再開したいと思います(^-^)/





 

三度目の11月がきた

JUGEMテーマ:お仕事

毎年、この季節になると、
仕立てのよいトレンチコート、
切り揃えられた美しいボブカットの女性を
有楽町線にみかけるとハッとして。
さりげなくぐるっとまわってお顔を確認して、
ああ、そうだよね、違うよねと勝手に落胆したりした。

もうさすがに今年はしなくなりました。

先日、イラストレーターの故杉本祐子さんの個展に伺いました。
素敵な展示でした。


あのひとも同じときで
もう3度目の11月になるのですね。


いま私、何度も何度も企画書を書いています。

いまはこんな時代だから、こんな雑誌が求められています。
だからこういう人たちにこんな記事を作りたい。

溢れるような気持ちは自分の中にあるのだけど
それを言葉に、プランにするのはとても難しくて。

元編集長だったいろんな人に添削してもらったり
読んでもらったりして試行錯誤していますが

あ、温井さんに読んでもらいたいなあ
と思って、いないことに愕然とする。

私が広告営業でGrazia担当だったときに
提案用に編集長直々に企画書を書いてもらったことは
数回しかありません。
でも、添付ファイル開いたときのほお〜って体温が上がる感じは。
誰かに渡す恋文を、伝書鳩の私が盗み読んでしまったような背徳感。


温井さんならなんて言うだろうか。
どんな文章を書いたでしょうか。
今の部署のプラン会議で発言するときに、
スタッフさんにメールを返す瞬間に、
ふとよぎって改めたり。

そうだ。
私は今、元Grazia編集部の編集長に一番近い席に座っているのです。
でもいつもすれ違いですね。


報道欲

JUGEMテーマ:旅行

台風18号により夜中〜朝方にかけてiPhoneの警報が鳴り響き
地震警報とは違う耳慣れない音に度々目を覚まされつつ、
でも逃げるところまで思考はいたらず、また眠りに落ちる。

翌朝、濁流となった京都・鴨川を写真に撮らずにおられない。




鴨川沿いで前を歩いていたおばあさんが、すすっと川に寄っていったんですね。
手さげから二つ折りの携帯を取り出して川に向かって写真を撮ろうと構えるのでした。

こんなお年の方でも、京都のお方でも
携帯で写真を撮ったりするんだ〜
と、むしろそのおばあさんを撮影したいくらいでしたが。
孫におくるのか、娘におくるのか
いや、ただ自分の保存用かもしれません。


そうそう、先月、北海道の温泉街に行ったときに
定時になると閻魔さまが鬼に切り替わるというからくり人形がある神社があったのです。
定時の5分前くらいからスマホのカメラを構える人だかりが。
私ももちろんスマホをかざして待機。
ズームしようとするのですが、
上手くピントあわないうちに刻一刻と定時がせまって・・・
わー、やばーい。どーしよ。
間に合わないかもー。
とドキドキして
ふっと、いや、別にピントが合わなくても、目で見りゃいいじゃん、と思ったのでした。
報道カメラマンじゃないんだし。
その瞬間をおさえられなくても。

なんでしょうね。

私はこんな仕事についているので、
もともとそういう気質があったのではないかと思ったりするのですが
どこでもここでもある瞬間をとらえようとスマホを構える人だかりを見るに
多くの人には“報道欲”とでもいうのか
リアルタイムのトピックスを誰かにレポートしたい!という欲求があるのかもしれないと思うのでした。


でも、まあ、写真を撮らなきゃ、
いいとこを抑えなきゃ、
という焦り感、もはや強迫観念に近いところからふっと頭をはなすと
その場、その瞬間をもっと愉しめたりするんじゃないか、と思ったりする。
iPhoneをカバンに入れっぱなしにしてみたりするけれど。


やっぱり写真を撮りたい、うずうず。




読みもも。プレミアムグッズ

 
ブログに再ログインを求められました。

なんでー。PC変えてないよー。本人だよー。
前田敦子を名乗るニセモノのなんとかじゃないよー。
と思ったら

前回の更新から40日以上が経過してしまっていたんですね。

激動な40日間でした。
なんだかとても心が慌ただしかった。

新しいことは水面下でガンガン始まっていたけど、まだ言えず
今のことをちゃんとやりたいのに、
どっか気持ちはふわふわしてしまい。

インプット過多になるとどこかに発散したくなる。
TwitterのB'zつぶやきと仕事がらみのFacebook投稿が
やけに多くなってしまっていたのはそのせいにちがひなひ。反省。

先日、チームの送別会を開いていただきました。
サプライズは何度も仕掛けたことがあるのだけど、仕掛けられる側はどうも苦手で
こそばゆくて、恥ずかしい。

とても心温かい会で純粋に嬉しかったです。
ここ最近、気持ちが次へいってしまっていたの、本当にごめんなさいと思う。

いろいろと素敵な贈り物とお言葉をいただいたのですが、
なんと、このブログ「読みもも。」のPRグッズを作ってくれたんです!




こちらサインつきで1名様にプレゼント!!

・・・し、しないです。1個しかないし。

更新しなきゃだわ、と思いました。

営業にいたときに
「引き継げないような仕事の仕方をするやつはダメだ」と先輩に習って以来、
いや、ほんと、いつまでも引きずる前任者とかまじサイアク。
誰が引き継いだってその会社のレベルはキープするのが美徳。
美徳のよろめき、と思っていたし、ドライにするのがわりと好きですが。

引き継げない思い入れがあってもいいよね、と思ったウエットな40日間。


最後面のボスはいつ出てくるのー

昨日は、 30代は練習、40歳からが女は本番!な「DRESS」と ママになってもガールな「mamaGIRL」と 女•妻•母な35歳が現代を生きる「Domani 」を買って熟読し。 なってもなっても……レベル上げし続けるのね、 と途方にくれる(・Д・) とりあえず薬草を買って 今日のとこはセーブするわ(´・Д・)」

10万人の1人

JUGEMテーマ:お仕事


今月はイベントの多い月でした。

呼ばれるほうも呼ぶほうも。

今の自分の状況にとっては今月何度目かのイベントだったとしても
招待された1人の誰かにとっては、
今年一番の、もしかしたら、一生で思い出に残るくらいの
イベントごとかもしれない、と。

いままでわたくし、スムーズに進行することで精一杯で
あまりそこに考えが及んでいなかったのですが。

おごりかもしれないし、自慢げな印象になることを恐れずにいえば、
そんな会に来てくれたひとたちの1人もイヤな思いをせず
最高に素敵な機会だったと思って帰ってもらうには、
どこをどう気を配っておけば・・・
と真剣に考えたこの1ヵ月でした。


ご出演いただいたタレントさんに
「ひとりひとり違う言葉をかけてくださって・・・」と言ったら

「あたりまえです」

と言ったのを聞いて

「あたりまえでしょ」

と帰ってすぐひとに話したよね。(秒で受け売りバンザイ!)



1人を感激させられない人は、何万人を相手にできない。

1人を感動させらない人は、10万人の心を動かせない、と心にガリガリ彫った。







桜の下にはひとがいっぱひ。






 

3年後、5年後、10年後

 
あれから1年経ったのかと思うと驚くようで
まだ1年しか経ってないのかと思うとビックリもします。

あの日のことはよく覚えているのです。

校了だったから。
それがかえってありがたかった。 
ひたすら文字数を数えていれば、悲しいことを考えなくてすむし。 

「いつ何どきも、女をすくってくれるのは意外にも仕事である」 
との齋藤薫さんの文章をVOCEで読んだばかりで。 
齋藤薫さんのこういうところを引き出したのは
そもそも温井さんではなかったか、と思ったり。

表紙モデルを変えたタイミングの広告主向けのインタビューに 
当時Graziaの編集長だった温井さんが答えていました。 

「読者の成長に合わせてターゲットを少しずつ上げていくという選択もある中で、 
今、私がなぜこの“新30代”にこだわりたいかといえば、自分自身振り返ったり、 
いろんな人を見たりして、魅力的な人になるためには、やはり30代がいちば重要 
だと思うからです。男性にとっても重要かもしれませんが、女性にとって30代は、 
精神的に大人になろうと、どこかで覚悟を決めなければならない大切な時期。 
私が考える大人とは、ひとつに精神的に自立していること。経済的にということも 
もちろん必要ですが、何か責任を引き受けられる覚悟が、もらうばかりではなくて 
与えることができる人に変わる覚悟があるかということ」 


「与える人になれ」と言うのではない。
「与えることができる人に変わる覚悟があるか」、
といういい回しに、33歳の私はずんとくるものがあります。

「明日きれいになる情報とともに、3年後、5年後、10年後、こういう自分になっていたくありませんかという指針のようなものが、ほかの女性誌になくてうちにあるものです」

大好きで何度も何度も読んだ“宣戦布告”。



先週末、高校の同級生で海外に暮らしていた子が一時的に帰国するということで、
久しぶりに女バスの同級生と集まりまして。

と言っても、その日集まれたのは4人だけだけど。
公園で、お酒とつまみを持ち寄って。


気の張るレストランじゃなくて
「夜のピクニックをしよう」
ってとこが高校生の友だちらしくていいや、ね。

でも呼びかけたのは、LINEだったり、Facebookだったり、Viberだったり
現代のコミュニケーション手段を駆使してるところがまた。

あのころはポケベルを使いこなしてたじゃん。
目をつぶっても押せたよね、公衆電話のボタン1〜9と#を使って。

更衣室でエイトフォーの制汗剤を貸し借りしてたメンバーが
熱燗を飲みかわす歳になったとは。



3年後、5年後、10年後、自分がどうなってるか
わからない。

こうなってたい、という確信的なものもまだないなあ。

でもときどきこうして会いたいと思う友だちが
いたらいいなあ、と。


 


 


父60に。バラとどく

 

昨日、11月3日は父の還暦のお誕生日でした。

母親に「帰れんです」とメールしたら、
父は実家に帰っておらず(単身赴任でバラバラに暮らしています)

そうとは知らない人から、
誕生日祝いとして両手いっぱいのバラが届いたそうな。




「処理されてない真っ赤な薔薇なんて、もてあますわ」
という母のメールのことばにはトゲがあり。

「え?だれから?」

という私の問いには返事がなかった。

ま、父さんもいろいろあるんでしょ。



こないだ、私はWEBデザインの学校に初めて行ってきました。

イラストレーターとPhotoshopの基本のきを学びたくて。

出来ないことをイチから学ぶっていうのは、
大人になってみるととても新鮮で、すごく楽しかったです。

受講生のうち、私がおそらくダントツ年長だったけど。
ダントツあたし先生のペースについていけてなくて

「あ、あの、すいません。今の、どこ押せば出てくるんですか?」

「あ、あの。なんか閉じちゃったみたいんですけど・・・」

とたびたび先生を呼び出し。

でももう落ちこぼれることへの恥じらいもない30代。

金払ってるし、全部聞いて、漏らさず学んで帰りたし。

そんなわけで、初めてイラストレーターを駆使してつくったデザインカンプは
いつもエディトリアルデザインをお願いしているデザイナーさんたちには
恥ずかしくて、ダサくて、とても見せられない、
バースデーカード。

ほうほう。
こうやって写真に影をつけたり、書体を変えたりするのね!


父さん、お誕生日、おめでとう。


『人生が用意するもの』


「あなたのゴールデンポジションはどこにあると今思ってる?」
と、前の上司と会社の前のカフェでパスタ食べてながら聞かれた。

ときどきひょいとこの人とご飯食べるのだけど、
占い師のように、いま一番気になっているポイントを
いつもズバリと聞いてくるから
そのスリル、やみつきにつき。

彼女の言う「ゴールデンポジション」は、つまり
いるべき場所とか、守るべきポジション、ミッション、みたいなことなのだが。

「それはたぶん、
やりたい仕事じゃなくて、向いてる仕事の中に見つけるべきなのよ」


紙に心の重きをおきながら
デジタルの仕事に真摯に向き合いたいと思ってます、今は。

思っている、といってるくらいだから、それは両立できてなくて。
本心はやっぱり、紙の雑誌や本が上で、デジタルは下、
とどっかで思っているのだ。

今、けっこう勉強もして
twitterとかFacebookとかの媒体の公式アカウントの中の人として
つぶやいててすごく感じるのは
本当にそれをつぶやいている人がいいと思っているのか、
っていうことが、如実に反応に比例する。

SNS上で拡散しやすいネタとか、
反応されやすいタイトルの付け方とか画像の作り方とか、
もちろんテクニック的なことはいろいろあるんだけど、
でも、結局は「書き手が本当にそのネタをいいと思ってるか」否かって
いうところが、紙よりデジタルのほうがバレやすいし
バレたときの嫌悪感たるや!

きれいごとじゃなくて、その一段深い本音のところで
書きたいなあ、と思うのです。

思い入れ、そう「思い入れ」ってすごくいいな。

川上未映子さんの『人生が用意するもの 』。

「胸をうつのは一生懸命」というタイトルに惹かれて真っ先に読んだら
美味しくないけど一生懸命のインド料理やの話で
私がもとめていたのはちょっと違ったけど、でもいい話でした。

人生が用意してくれるものはなんだろか。
あ、あたしが用意するんか?






評価:
川上 未映子
新潮社
¥ 1,365
(2012-08-31)

スペックの高い男

 
あー、もっとザワザワしたいなあ。

メールの返信来ないな、とか。
仕事中でもふと「いま彼はなにしてんのかな」とか。
そーゆー感じでいつもザワザワしてたいんだよねー、もっと。

と、カウンターで隣に座った女の人が、連れの女性に話していて。

ザワザワしてたいって語感が気になって、つい耳をそばだててしまった。

隣の女性、エリコさん(仮)は、
つい最近彼氏らしき人、ができたらしく
女友達のユリさん(仮)にその報告と
「この人でいいのかな〜」バナシをしているようでありました。

たぶん私よりちょと年上、
いや、手指のふっくら感をみるに、もしかしたら年下かもしれない。
でもたぶん、ワインの頼みぐあいから30アッパーと思われ。

ユリさんは「おめでとー」モードだったけど
エリコさんはなんかしっくりきてないとこがあって、うにゃうにゃ。

「私さ、わかったんだ。自分よりスペックが高いひとがいいんだよ」

「スペックって、なにをもってスペックと?」
とユリさん。

いいね、いい質問だ、と私、隣で。

「学歴・年収・仕事に対する能力・友だちの量、かな」

とすらすらと挙げるエリコさん。

私、おもわず、iPhoneのevernoteにメモっちゃったよね。

学歴、年収はわかる気がするが
最後の「友だちの量」っていうのはへえええーーと思ったです。

Facebookの友だち1000人、とかそういうことですか?

友だちの結婚式二次会の幹事を頼まれたらめんどくさい、けれども
友だちいないって寂しいからさ、みたいな話をしていた。

もう1人のユリさんは

「私の条件は、一緒にいてホッとできるか、と誠実さ、かなあ」

うむ。あたしもそっち派かなあ、と勝手に参戦。

そんなユリさんはながらく彼氏がいないらしかった。

「でもね。私、今すごく幸せと思うんだー」

羨ましいといいつつ、それじゃ、男が入る余地ないねー、とエリコ。
「今自分が幸せってその年で言い切れるってなかなかないよ」
エリコも鋭いのう。

「だって、特に今なにも心配ないし。こうして好きな女友達と飲めてさ」

飲みたいときに呼び出して、美味しいお店にいける女友達は最高だ!
って話を2人でとうとうとしだしたころには、
私は隣で静かにひとり3杯目のグラスワインを頼んでいた。

「わたし、もう無駄に緊張とか、気を張ったりとかしたくないのよ」

「気を張らなくていい男と付き合えばいいじゃない」

スペックと尊敬を要求するエリコは、気をはることが要求されそうだけど。
でもザワザワしてたいっていうのはそういうことか。

「今度会ってもらうね、ユリに。そんとき誰か男子連れてきてもらう。
どんな人がいい? 言って、言ってー。
肉食とか草食とか、どういう系の仕事がいいとか、歳どのくらいまで、とかさ」

エリコはあくまでスペック重視なんだなあ、と。




カウンターの盗み聞きは、お酒がススミます。