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持ち歌はなんですか「今の私をカバンにつめて」

JUGEMテーマ:演劇・舞台

脚本:三谷幸喜、演出:G2、主演:戸田恵子
とはやびゃー。
とるしかねー。

筋も背景もぜんぜん読まずに行きましたが
原作はオフブロードウエイのミュージカルなんですね。


主演の戸田恵子はミュージシャン。石黒賢はマネージャー。

その日誕生日を迎えた彼女は、ショーで新しい試みをしたいと思ってる。
リハーサルを見たマネージャーはその演出を気に入らず、しまいには激怒して・・・
という話です。

新しい試みとは、「ありのままの自分を見せる」
ということがテーマなのですが
マネージャーの石黒賢は、ファンが観たいものやるべきだという。

「持ち歌を大事にできないミュージシャンはのし上がれない」

そんなセリフにふーむとやられました。

9月に入って、福岡、大阪とB'zの25周年ライブに参戦してました!

古参ファンとしては、
メジャーなシングルカットミリオンセラー曲のオンパレードよりは
もっとあの曲もあの曲もやってほしい!と思ってしまったのですが

イントロが流れたときの

「わー」「キター」「あーあれだー!」的な。
盛り上がりが立て続けにあるにつけ

誰でも知ってるミリオンセラー曲がこんなにあるってすごい。
そして、それを惜しげもなく、奇をてらうこともこともなく
(聞きたいの)やっちゃうぜー、とやれるからこその25周年と思い知りました。


劇中、戸田恵子は言うのです。

あの歌はもうやれないと。
あのころとは私は違うから。
歳もとったし。

お芝居の結末は、今の自分らしい曲をやりたいと言った戸田恵子側の勝利で終わります。

でも私は、(もしかしたら戸田恵子に歌わせた三谷幸喜も)
観客が期待するものを見せるが正義、と思っているのかもしれません。

でも、まあ、待ってました!の歌があること自体が素晴らしい成功の形です。


私の持ち歌はなんでしょう。
この先、もてるのか。
目指すはワンパタ。



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『ふくすけ』

 
『ふくすけ』観まして。
すごくおもしかった。
あ、いや、この「すごくおもしかった」にはちょっと見栄が含まれてるかな。
まだ公演中だから筋は語りませんが、
頑張って笑ったとこもあったし。
でもあたし理解はしたよ。。したよね。

と、もにゃもにゃしてましたときに。



『本谷有希子のこの映画すき、あの映画きらい』と読みましたの。
そしたらば、

「『おもしろい、おもしろくない』じゃなくて、シャマラン監督のノリが『おもしろいと思えるか、そうでないか』。ノリのいい人と思われたくて『そのセンス分かる分かる!』とついつい背伸びしかけちゃうけど、今回の作品、私は駄目でした」

という一節が出てきて。

コレヤーーーー!!!!

と胸にストンと落ちました。


映画以上にお芝居は、監督(もしくは演出家の)ノリについていけてる私、という背伸び感が終始要求される気がします。
いや、要求はされてないが、表明してしまう。
蜷川幸雄さんの、松尾スズキさんの、野田英樹さんの「このセンス」、分かってるぜー。
ぽいよね、ぽいよねー。

(そういう意味でいうと三谷幸喜さんは取りやすいボールを投げてくる人と思う。
あ、でもそれもフェイクなのかなあ。
劇団☆新感線はもはやボーク投げてもワンバウンドでも観客がストライクにしちゃう感じが
松井選手もがっかりよね、もうさ)

本谷有希子さんの正直さは偉大です。
ぶっとんでいるように見せて、好きも嫌いも理路整然とだれもわかる言葉で短く語れるのが凄い。
本谷さんが褒めてる映画は観てみようと思う信用感。


言い回しうろ覚えですが、
「“ネタバレ”っていうけど、筋がバレちゃ駄目っていうストーリー重視の風潮がおかしい。
だったら、歌舞伎も落語もやってけないじゃん」
みたいなことをたしか西川美和監督がインタビューで言ってで、マジやーーー、と思ったのでした。

そうよね。ここでもどんどんネタバレしていくわ。

このブログでネタバレしたところで、なんですけど。

計測をみると、1日100人くらいの人がコンスタントに訪れてくれているんですよ。
更新しても、しなくても。

4時間おきくらいに15UUある。きっちり4時間おきに。

ああ、これはクロールだな、と。

ロボットが私のブログを定期的になめてくれているのです。
4時間おきに。
私がやる気をなくさぬように。

昨日が108PVとしたら、わたしが4回みてるから4PVしかないってことです。
でもいいの。たとえ2人でも。

そのうち1人がアタシでも。

読んでくれる人がいたらば。











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